·
4月にパリのルーブル美術館で開催されていたドラクロワ展を逃してしまったので、メトロポリタン美術館でのドラクロワ展には必ず行きたいと思っていました。
ドラクロアは19世紀フランスにおけるロマン主義を代表する画家です。印象派の画家に大きな影響を与えたと言われています。特にマネ、モネ、やボードレールはドラクロアを敬愛していました。
美術館を巡るのが大好きな私ですが、正直なところドラクロアは未知の世界でした。私個人のドラクロアの絵画のイメージは赤と深緑。そして荒い筆使いとアフリカ(モロッコ)を題材にした異国情緒の溢れた作品。
特に印象的だったのが、キリストの宗教絵画。崇高な美しさを保ちつつ、筆使いをそのままに残した絵画。中世画でもなくルネッサンス画でもない 紛れもなくロマン派を象徴した宗教絵画が素晴らしかったです。
今回の展示では絵画のみならず、生涯綴った日記が数多く展示されていました。
https://www.metmuseum.org/exhibitions/listings/2018/delacroix
SEPTEMBER 17, 2018–JANUARY 6, 2019

ドラクロアの自画像。
















