こんにちは。エイシャNew Yorkのたか子です。
今日はヘルシーな食材で話題の"豆原料のパスタ"をアメリカからご紹介します。
数年前までは自然食品やオーガニック専門のスーパーでないと見つからなかった豆のパスタですが、今では普通のスーパーでも見かけるようになるほど、人気が出てきています。
下の2つの画像はアメリカの自然食品スーパー「ホールフーズ マーケット」で撮った写真です。
毎回この店で買い物をしていますが、最近になって従来のパスタの隣に、他の穀類(豆や玄米やキノアなど)が原料のパスタが数多く陳列されるようになりました。


我が家では普通のパスタは一切使用せず、豆(ひよこ豆やレンズ豆)で作られたパスタを買っています。豆パスタはその名の通り、小麦粉を使わず豆を原材料にして作られているので、普通のパスタと比べると食物繊維の含有量が非常に高く、タンパク質も多く含まれています。
食物繊維
食物繊維は成人1人1日あたり最低20g必要とされています。
豆パスタの場合、一人前のパスタの量を食べるだけで約5g(4分の1)の繊維を補う事ができます。それに比べて普通の小麦からできているパスタの食物繊維含有量は0~2g程度です。
”食物繊維は糖質の吸収を遅らせ、食後の血糖値の上昇を防ぐため、インスリンの分泌(ぶんぴつ)が節約でき、糖尿病予防にも効果を示します” 「コトバンクより」 (https://kotobank.jp/word/%E9%A3%9F%E7%89%A9%E7%B9%8A%E7%B6%AD-155002)
タンパク質
最近、ダイエットで注目されているのがタンパク質。タンパク質は一日約50g必要と言われていますが、この50gって実は結構な量なのです。タンパク質の量を数えながら生活するようになり、 自分の食事が野菜と炭水化物に偏っていた事に気づきました。卵一個に含まれるタンパク質は6g。こちらの豆パスタを一人前食べると、約11gのタンパク質を取る事ができます。普通のパスタでは3gなので、豆パスタの方が沢山タンパク質を含んでいる事が分かります。
豆パスタはこんな方に大変おすすめです。
①ダイエット中の方
②便秘で悩んでいる方
③グルテン過敏症の方
④糖尿病の方
⑤健康な食生活を送りたい方
さて、気になる味についてですが、驚くほど食感が小麦のパスタと似ています。
パスタだけ口にすると豆の味がしますが、ソースと一緒に食べるとその違いに全く気づきません。
味に敏感で好き嫌いのある9歳の次男でさえ、その違いに全く気づかず美味しい美味しいといって食べてくれます。(ただ黒豆のパスタだけは、パスタの色が黒なので嫌がって食べてくれませんでした。)
私の好きな豆パスタはエキスプロアの商品です。オーガニック(有機栽培)の原料で、保存料などの添加物は一切使用していません。本場イタリア製のパスタです。
日本でもアマゾンにて発売されていたのでご紹介します。
注意)同じメーカーから大豆のスパゲティも販売されていますが、そちらはパサパサして美味しくなかったので、オススメしません。

(下)茄子のラザニア。レンズ豆のラザニアとアーモンドミルクでできたリコッタチーズを使用。
あの次男坊がおかわりして食べてくれました!! アーモンドミルクでできたチーズについては次回お話ししたいと思います。驚くほど美味しいです!

下はレンズ豆でできたペンパスタ。

ゆでるとお湯が白っぽく濁ります。普通のパスタと比べると
ゆでる時間はやや長めでした。

フジッリパスタのボロネーゼ。

作者について:
たか子
アラフォー主婦。
フランス生まれ。
在米20年。
夫と息子2人の4人家族。
2012年から趣味でハンドメイドジュエリーの制作を始める。エイシャ ニューヨーク:www.EshaNY.com
子供の頃から工作、絵画、洋裁に没頭。アメリカの大学院修了後、データーベースアナリストとして就職。
週末はニューヨークの美術館巡りを楽しむ。オーガニック食生活を続けて20年。